寒河江市で100年以上受け継がれてきた伝統野菜のサトイモ「子姫芋」。
「伝統野菜・子姫芋に長く親しめる新しいレシピを」と実施した全国「子姫芋」(寒河江市伝統野菜)料理コンテストには、全国から144件の応募をいただきました。
一般の部、高校生の部、子どもの部の各部門で入選作品を3つずつ選定し、さらに部門ごとの最優秀作品を決定しました。
一般の部、高校生の部、子どもの部それぞれの入選作品と最優秀賞受賞作品に加え、審査員の日本イタリア料理協会副会長・原シェフ考案のレシピも掲載。いずれも家庭で手軽に取り組めて、楽しく料理できるアイデアが満載!ぜひ作ってみてください。
オーブンはあらかじめ余熱。オーブンによって違うから取り扱い説明書に従ってください。白ゴマ黒ゴマのすりゴマありますが、ここではいりゴマをすりつぶして香り濃厚を楽しみます。子姫芋の特徴の粘りとなめらかな食感がケーキをしっとりと美味しく栄養満点に!!しっとりふわとろ。 なぜか懐かしい味のケーキになりました。しっかり栄養が取れますので88歳の母、90歳の父に食べてもらいました。
子姫芋の食感を活かし、ふわとろ食感のケーキにするアイディアが魅力。高齢者の栄養補給の観点から「フレイル(高齢者低栄養)」による免疫低下対策に有効な点も優れている。
子姫芋のぬめりはあえて取らず、卵のとろとろ感と合わせました。 卵は全卵を使い、生クリームではなく牛乳を使うことで、手軽さを意識しました。結果、通常のカルボナーラに比べるとあっさり風味ですが、それが逆に子姫芋と合う、やさしい美味しさになっていると思います。
子姫芋を主役として活用し、パスタを茹でることなく子姫芋の味わいとマッチしたカルボナーラを楽しめる。調理工程を簡素化し、普及性が高い。
パウンドケーキにアクセントをつけるため、少し粗めにバナナをフードプロセッサーにかけました。パウンドケーキはココアを多めに入れたので、大人の方も食べやすいようにしました。また、バナナや粉糖によって甘さもあり、子供にも食べやすいようにしました。小麦粉アレルギーの人でも美味しく食べられるように上新粉を使用しました。また、パウンドケーキの上にピスタチオや粉糖を使用し、上品さをプラスしました。
子姫芋の食感を活かしたレシピで、グルテンフリーを実現するなどアイディアに優れている。
ボリュームと食べ応えがでるようにキャベツをたくさん使う・サクサクとした食感がでるように天かすを入れる・均等に焼けるようにしっかり混ぜる。子姫芋のとろけるような食感を活かしてお好み焼きに混ぜることで、フワフワでもっちりとした新しい食感になるようにしました。また、里芋の食物繊維マンナンは水を吸収し、お腹の中で膨らむ性質があるので満腹感を得られます。
さまざまな素材を混ぜているため、栄養素が抜群。手軽に作れるお好み焼きは普及性も良く、子姫芋の特徴であるモチモチとした食感も活かされている。
ホワイトソースを使わずに里芋のとろみを使って料理した。 お母さんに作り方を教わって子姫芋のねばりでホワイトソースを楽にできると知り、発想がすごいと思った。ヘルシーで栄養満点な和風にして、洋風(いつもの)とは違うグラタンができた。
ホワイトソースを作る作業を、子姫芋のねばりを活用して簡素化しているため作りやすく、普及性が高い。「家族の絆」を強く感じる感想が素晴らしい。
ドーナツのサイズを小さめにした方が、出来上がりが子姫芋のようで可愛くなります。普段あまり見かけない里芋を使ったドーナツを作ってみました。上手にできるか不安だったけど、子姫芋のおいしさを活かしながらとてもおいしいドーナツができて嬉しかったです。また作りたいです。レシピ考案者のお母さんより「最近、子供達が料理に興味を持ち始め、一緒に作るいい機会になりました。ありがとうございました。」
包丁を使わず、材料・作り方も簡単で、子供が安心してできる調理法となっている。サーターアンダギーのような形で簡単に調理できる点も踏まえ、親子で楽しくできるレシピ設定がいい。