心地良い、寒河江の子育て。
実際に寒河江市に移住した方々にインタビューし、
移住のきっかけや寒河江の魅力など、普段の暮らしについてお話を伺いました。
※家族構成、年齢は2020年2月当時のものです。
農業ができたら楽しそう
それが移住のきっかけです
奥さまの優子さんが寒河江出身で「何度か来るうちに、都会にない良さを感じて。ここで農業ができたら楽しそうだなぁと思い始めたのが、移住のきっかけでした」と、話す洋介さん。
東京・池袋で行われた「新・農業人フェア」で寒河江市ブースに立ち寄ったことをきっかけに、奥さまと2年間の農業研修に参加することに。洋介さんは「一番大変だったのは、方言です(笑)。指示もアドバイスもわからなくて苦労しましたが、土づくりやトラクターの乗り方、農業の基本を丁寧に教えていただきました」。
研修を終えた岡部さんご夫婦は、独立にあたって寒河江市の就農支援補助を受け、営農機械などを購入。現在は、さくらんぼやナス、ブロッコリーなどさまざまな野菜や果物を作っています。「自分で作るまで、こんな風にさくらんぼって実をつけるんだとか、ブロッコリーってこんな風になるんだとか、全然知らなくて。あと、僕はこっちに来てから狩猟免許を取って、鴨を自分でさばいたんです。それまでスーパーでパックに入っている肉しか見たことがなかったんですが、肉にしても野菜にしても、命をいただいているという実感と感謝の思いがわきました」と、洋介さんは感慨深げなご様子でした。
子育て支援も手厚く
働くママにはありがたいです
現在10ヶ月の娘・東茉ちゃんの子育てに奮闘する優子さん。「寒河江は子育て支援も手厚いので、ここで子育てできるのはすごく安心です。高校3年生まで医療費も無料ですし、私はまだ参加していないんですが、ママサークルもいろいろあるみたいです。あと、病児保育施設のことはよく聞いています。そういう支援制度って、働くママにはすごくありがたいですよね」と話します。
もう間もなく歩けるようになる東茉ちゃんに優しいまなざしを送る洋介さんと優子さん。
「農業って、子どもと接することのできる時間が、長い仕事だと思うんです。娘がもう少し大きくなったら、畑で遊ばせながらさくらんぼの収穫をしたりできるじゃないですか。すごく楽しみだし、実現したら泣いちゃうかも(笑)。この自然の中で子どもを育てることが出来て、とても良かったと思います。子どもも、親も!寒河江で元気にのびのび育っています!」と洋介さんは語ってくれました。